第2回 Windows Vistaで画像編集に最適なマシンの巻


第2回目は、Windows Vista上でデジカメや一眼レフカメラなどで撮影したデータをPCでレタッチ(加工や修正など)する際、快適に動作させるにはどの位のスペックが必要か検証していきたいと思います。

Windows Vista上で撮影したデータを閲覧する程度であれば、さほどのスペックは必要ありません。しかし、高解像度な画像データをPhotoshopなど高度なレタッチソフトを使用した場合、スペックが低いと思うように動作せず動作がもたつく可能性があります。そのような現象を出来るだけおこさないようにするために、「画像の描画処理」、「画像を編集している際の作業領域の確保」が重要なポイントとなってきます。

使用する機材は、「第1回 Windows Vista 新規インストールの巻」で登場したPCをベースに、画像編集に適した構成にカスタマイズしていきたいと思います。

以下は、前回のハードウェア構成となります。

CPU Core 2 Duo 1.8Ghz
メモリ DDR2 512MB x 2枚(1GB)
ハードディスク MAXTOR Diamond Max 10 STA160GB
ハードディスク 20 GB
ビデオカード オンボードGMA X3000


先ほど取り上げた 「画像の描画処理」、「画像を編集している際の作業領域の確保」 で重要な役割を果たすハードウェアとして

以下の

が大きく関わってきます。

今回は2点にフォーカスをあて、画像編集に最適な環境はどのように構築するべきかを解説します。


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