続いて、取り込んだ写真データ(平面の画像)を描画する際に関わってくる2D描画処理のパフォーマンスがどれくらい出ているのか?
ベンチマークソフトCrystal mark 2004 R2を使用して同様のビデオカードのパフォーマンスを確認してみました。
今回使用したベンチマークテストは以下の3つのグラフィック機能を測定しました。
最新のビデオカード(Nvidia 8xxxシリーズ、AMD(ATI)HDxxxxシリーズ)を使用すれば、3D処理のパフォーマンスは上がると思われます。しかしながら、ご覧のように世代の違うビデオカードを使用しても性能の違いが顕著に現れるのは3D処理の部分であり、今回の目的であるデジカメ写真の編集に関わる2D処理の部分はさほどの差異は出ず、最新のグラフィックカードを選択しなくても十分、画像編集を行う事が可能です。
最後にメモリとビデオカードを増設した後、Windows Vistaを起動した状態でWindows のタスクマネージャの確認をしてみました。全体的なWindowsの動作が軽快になったのに加え、700万画素(解像度3072x2340)の画像を、フォトレタッチソフトGimp で複数枚画像を開き、フィルタ処理をかけても、メモリ使用量は1.3GBとなりまだ、十分余裕がありました。