4.6. PC-Doctorの診断テスト

ネットワークテストでは、PC/AT互換機がブロードキャストセグメントとの接続および通信の検証を行います。
以下に主なテストを説明します。
 

4.6.1. ネットワークケーブルテスト

Windowsがネットワークカードとネットワークケーブルの接続状況を管理しているので、 Windows APIを用いてケーブルの接続状態を問い合わせます。ケーブルの接続状態を検査するのに有効です。
 

4.6.2. 内部ループバックテスト

Ehternetカードをループバックモードに切り替え、 送信データがループバックしてきた受信ポートで正しく受信できるかを確認します。 Ethernetカードの制御プロセッサの検査に有効です。
 

4.6.3. ネットワークリンクテスト

自身のMACアドレスにIEEE802.1 Authenticationパケットを送信し、 送信データが正しく送信されているかを確認します。 ブロードキャストセグメントに物理的に接続していることを確認します。
 

4.6.4. ネットワーク通信テスト

ルータにpingデータを100回送信し応答データによる応答の確認を行います。 機器に正しくIPの割り当てられているかを確認します。



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