Windows Vistaインストールにあたり (続き)
メモリ Hynix DDR2 400 512MB x 2枚(1GB) デュアルチャネルDDR400
Windows Vista では512MBが必須条件となっていますが、快適に動作させるためには、最低でも1GBは搭載しておきましょう。これだけでも操作性は向上します。
ただ、今回使用するようなオンボードビデオカードの場合、システムメモリがビデオメモリに割り当てられるので、余裕があれば2GB搭載するのがベストです。
また、購入する際はマザーボードがサポートしている規格を確認し、出来るだけ転送速度の速いものを選びましょう。
注意点としてはマザーボード側がサポートする動作周波数より早いメモリを搭載した場合、メモリがマザーボードの周波数にあわせて動作するため、せっかく早いメモリモジュールでも本来のパフォーマンスが出ません。
その際に、同容量で同規格のメモリを2枚挿した場合、デュアルチャネルが使用可能になります。デュアルチャネルとは理論上、倍になります。
例えば、DDR2 400 であれば通常3.2GBの転送量になりますが、2枚1組で使用することにより6.4GBのデータ転送量になります。
また安定性を気にする場合、ノンブランドのメモリチップは避けましょう。
参考:DDR2メモリタイプ
メモリモジュール |
メモリチップ |
クロック |
転送速度 |
PC2-6400 |
DDR2 800 |
400Mhz |
6.4GB |
PC2-5300 |
DDR2 667 |
333Mhz |
5.33GB |
PC2-4200 |
DDR2 533 |
266Mhz |
4.27GB |
PC2-3200 |
DDR2 400 |
200Mhz |
3.2GB |
光学ドライブ:Buffalo HDV-ROM2.4FB(ATAPI)
Windows Vistaの製品ディスクはデフォルトでDVDとなっているのでDVDディスクが読み取れるドライブを用意しましょう。(CDディスクでインストールする場合、別途オンラインで手続きする必要が出てきます。)
また、蛇足ではありますが内部の配線をすっきりさせるにはSATA接続の光学ドライブも出回ってるのでIDEケーブルがなくなると内部の配線も、だいぶすっきりします。
CPUはLGA775のソケットで以下のCPUが使用可能です。
電源ボックス:500W
軽視しがちな項目ですが、電源まわりにも気を配りましょう。後からドライブの追加や拡張ボードを増設したり考えている場合は、あらかじめ電源出力の大きいものを使用しましょう。
今日のビデオカードなどハイスペックなものは大きな電力を消費し、電源が足りず不安定動作の要因となります。
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