1. ハードディスク (HDD)

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ID #1011

2.4 SCSI自己診断機能

HDDに限らず、全てのSCSI機器が本機能を搭載することができます。しかし、そのために具体的な診断基準が設けられていません。SCSI自己診断機能は、以下の自己診断機能を搭載することができます。

  • 障害予測閾値監視機能(Failure prediction threshold exceeded reporting)
♦  機器内で動作中の構成部品を常に監視し、障害予測の指標となるパラメータの閾値よりも大きくなった場合に、報告する機能です。
♦  監視は製造メーカ独自の基準によって行います。
♦  MODE SENSE命令のInformational Exeptions Control mode pageのパラメータによって、機器が本機能の対応の有無を確認できます。
♦  REQUEST SENSE命令によって現在の状態を、LOG SENSE命令によって過去の履歴を確認します。
  • 自己診断機能
♦  機器に自己診断テストを実行させる機能です。
♦  SEND DIAGNOSTIC命令によって、診断開始することができます。
♦  診断テストには以下の種類があります
  • 標準セルフテスト

  • 基本的な診断テストを行います。SEND DIAGNOSTIC命令に対応する機器は実装必須です。
  • ショートセルフテスト(The short self-test)

  • 短時間に診断を行うことが目的のテストです。2分以内にテストを完了することが規定されています。
  • 拡張セルフテスト(The extended self-test)

  • 製造工場で包括的なテストを簡単に行うことを目的としたテストです。本テストに対応する場合、所要時間の表示が必要です。
♦  テストには以下の2つの拡張モードがあります。
  • Forgroundモード

  • 診断を最優先で実行します。診断は基本的には中断できません。
  • Backgroundモード

  • 他の処理の実行を最優先で診断します。
♦  RECEIVE DIAGNOSTIC命令によって診断結果を取得します。
♦  各診断の基準については、製造メーカが独自に基準を設定します。
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